有効期限切フィルムの納期、作業について
注意>下記内容は 注文されるフィルムが期限切れフィルムの場合に該当します、期限切れはお客様の判断ではありません、当店の判断での内容になります。
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A, 若干少しだけ有効期限が経過しているフィルム
当店コメント これは問題ない場合が多いですのでそのまま作業します。
B, 昔に撮影したフィルムが見つかったので注文した
当店コメント これは致し方のない注文ですが、 作業は週末最後になりますので、納期は遅くなる場合が多いです、最悪ですが、翌週末になる場合もあります。 仕上がりはネガの状態次第です。 ネガは透かすと通常はオレンジ色ですね。この色が黒い、緑、画像が暗くて見えない、透けすぎて見えない、このように肉眼では見れない。このようなネガは「補正あり」で注文されても見れるようにすることできません。 薄っすらと画像があっても機械が受付しない場合も多いです。出来たとしましても、見るかな?程度までになります、決してきれいな画像にはなりません。
C, 写らなくても良いから ネットで格安フィルムを購入した。
最悪です、「写らなくても良いから ・・・」
それでは当店も同じ思い=考え方で作業しても納得されるのでしょうか?
上記Bと同じ作業・同じ納期になります。
期限切れの黒いネガは通常長いネガのまま1本で作業しますが、これが出来ません。6コマ毎にカットしてからの作業です。又ネガがカールしている場合は(ネガはカットしますと当然断面図は横1線ですが古いのはカマボコのように丸まっています) これでは機械にセットできませんので重石でネガを2-3日放置して平にします。
スキャンの作業は1本通常5分程度ですが、1本30分必要な場合もございます。 1本500円のの注文が3倍の料金分は頂きたいようなこの内容のお客様、初めての注文ではない、毎回?20年以上前のフィルムで注文されるような方。これは現像店からしますと「現像屋キラー」です。
当店はボランティアではありませんので、プライドは捨てて諦めます。
度が過ぎますお客様には、注文を辞退する場合もございますのでご了承下さい。
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当店から期限切れフィルムを好んで購入される方への購入アドバイスです。
1. まずは有効期限を公表しているのは絶対条件です。
有効期限を公表していないフィルムを購入することは絶対にやめましょう。
2. 購入予定のフィルムを検索して調べましょう。
カラーなのか?モノクロなのか?リバーサルなのか? この3種もわからずに購入して現像依頼される方は非常に多いです、フィルムにより現像料金は全く異なります。
有効期限を公表していないフィルムはこのフィルムはいつ頃に製造中止になったか? これを調べれば 買う気がなくなるはずです。
気を付けて下さい。フィルムは生ものです、製造してから冷暗室で保管して3年程度が有効期限です。
有効期限内でも 長期間 高温多湿な船底のような場所に保管されていたのではないか?と疑われるフィルムも 「中国産」でもたまにあります。
反対に
期限切れでも保管状態が良い、この場合は全く問題がない場合も多いです。
出所がしっかりしている、信用あるお店での購入がリスクが少なくお勧めします。
私は定期的にヤフオクやメルカリの期限切フィルム市場の見回りをしています。
A悪質な出品者は 有効期限を書きません。
B悪質な出品者は 画像で有効期限を見せないようにしています。
C悪質な出品者は 有効期限を質問しても回答しません。
ABCが全て揃っている方は悪質と自負して安く提供?と自画自賛して出品しています、期限切れ、ジャンク、ノークレームなのでお金を捨てるだけですのでやめましょう。
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当店にこの平成3年に3人ほど注文がありました悪質な件をお話します。
それまで10年ほど見た事がなかったフィルム「コダクローム」K-14現像です。
これは現像できる薬品がこの世に存在しません。15年前に香港まで空輸して注文したことが当店最後の注文依頼ですが15年前に2010年にフィルム製造を中止、現像液の製造も中止して作業できるお店がなくなりました。 こんなフィルムを売っているのは犯罪です。 「これは撮影出来ません、現像できませんコレクション用です」と書いて出品するべきですので 超悪質ですね。
2022-02-12 17:59